アトリエから、いちばんさいしょにうまれたもの
はじめまして!
エィワン広報担当の椛田桃代と申します。
記念すべき第一回目の記事は、平成26年の社屋竣工に伴って新しく生まれ変わった、会社ロゴマークについてのお話です。
こちらがこのたび新しくなったロゴマークです。
この形に落ち着くまで、配色はもちろんのこと微妙な傾き具合など結構しつこく注文を出しました。
ロゴ作成は、いまご覧になっているウェブサイトの制作もお任せした、福岡の株式会社セントラル・チャイルドさん(以下CCI)です。
何をお願いしても気持ちよく対応して下さり、また丁寧なご指導もいただきました。
のんきなエィワン広報部を辛抱強くお相手下さった賜物が、このロゴマークとウェブサイトです。
ではここで少しばかりロゴマークの成長ぶりをご覧くださいませ。
さてさて、いかがでしょうか?
どれも良い感じですが、やはりこの形、この配色しかないと思います。
せめぎ合うところでぎりぎりの調和を生み出している、デザインの力。
私たちもDICのカラーチャートを購入して、日の光のもとで見たとき(野外を想定)、照明の下で見たとき(室内を想定)など色の見え方、感じ方をじっくり観察してみました。
緑系色にするのは最初から決まっており、自然さ、若々しさ、健やかさ、柔軟さ、生きるということをイメージしています。
ところがこの緑、結構難しい色味でなかなかピン!と来る色に出逢えません。
おまけに「健やか」というイメージと類似の「健康」からなのか、薬局やクリニックの看板に多く使われている色でもありました。救急箱の十字も緑ですね。
「エィワン」は薬局ではないので・・・いわゆるミドリ色を求めているのではなくありそうでない色、もっとクリエィティブな美しい澄んだ緑系の色を探していました。
言葉で伝えるのは限りがあります。
でもやはり流石ですねCCIさん、きちんと汲み取ってくださいました。
主役の色が決まったことで今度はロゴの色もいくつか悩みましたが、最後は意外とすんなり決まり、完成。
苦労して生んだ最初の作品なので、つい嬉しくなり商標登録までしてしまいました。
そしてこちらは旧ロゴマークです。
こちらは以前、大変お世話になった一級建築士の先生から贈っていただいたデザインです。鋭くて、かっこいいでしょう?
「A」 も 「1」 もともに筆頭に来るナンバーワン。
いつもナンバーワンであれ、その仕事もナンバーワンであるように、という意味が込められているそうです。そしてどこよりも輝くように、と。
「広島サッシセンター」から「エィワン」に社名変更し事業拡大する折り、心を込めて命名していただきました。
忘れられない名付け親ですね。
「エィワン」のまわりには折に触れこうした真剣で、感性豊かな方が集まり助けてくださいます。本当にありがたいことです。
さて、社屋竣工とロゴマークの一新は、ただの模様替えではなく世代交代でもありました。
代表が入れ替わり、社員の入れ替わりも激しく起こった時期です。
長く続く会社には必ず起こることですが「エィワン」もしかり、大変な時期でした・・・お? いや、まだ終わってなくて現在進行形です!
生まれ変わった私たちは、心機一転、留まることなく進みます。
その誓いを込めて。
「A」から「a」の変化は「再生と人間力」を表し、ナンバーワンの「1」は一人一人の心に内包して「唯一無二」で輝くように。
そんな想いを新しいデザインに重ね合わせています。
ここ、アトリエa1からいちばんさいしょにうまれたロゴマーク。
いかがですか?
どんなものも、見ただけでは気が付かない味わい深い意味が隠されていたりします。
わたしたち「エィワン」の新しいロゴマークにも。
次回はブログ「アトリエ a1」のロゴマーク、またそもそもこの「アトリエa1」についてもう少し軽やかに語ってみようと思います。
これは社屋の成り立ちにもちょっとだけ関わりのある、またお話です。
2016年7月27日 6:32 PM
カテゴリー: 日々徒然